mt博2011
カラフルなものに目がありません。
色鉛筆、カラーペン、万年費のインク、アイシャドウ等etc.
そして今、私の心を鷲掴みにしているのがマスキングテープ。
元々養生用のテープであり、私とは全く縁のない存在。
でしたが、ロフトでカラフルなテープ達を見かけたのはいつの頃だっただろうか。
その時点でも物欲と理性の狭間で戦いがあり、かろうじて理性が勝利したわけですが……
いつの間にか、カラフルなだけではなく、可愛い柄物テープに進化しているではないですか。
という訳ですっかり陥落し、あれこれ買い始めてしまっている訳で……。
眺めてるだけでなく、普通にテープとして使ったり、ネットの例を参考に文具をデコってみたりしてるんですけど、このテープ、だいたい1巻15mくらいあるので、使っても使っても無くならんのですな。ちょっとびっくり。
で、そんな可愛いマスキングテープ達を送り出しているメーカーの一つ、カモ井加工紙株式会社さんの展示会、mt博−mt expo 2011に行ってきました。
行ったのは初日である10/31。
10時ちょっと過ぎくらいに到着したその場所は……既に戦場でした……。
外のマスキングテープ売り場に群がる人・人・人……
どうやら外には、定番品の他、いままで各地で行われた展示会で販売していた限定マスキングテープが売られていたようです。
この限定品、小売りに並ぶ定番品と違って個別包装がされていません。ここ、実はポイントでした。
んでまぁ、皆様ぽんぽんカゴやら段ボールやらに入れる入れる……。
中にはTシャツとかを入れるような大きな段ボールにぽこぽこテープを入れてるおじさんや、片っ端から10個(今回の1柄辺りの個数上限)箱に放り込んでいくおじさんなんかも……。あれは業者さんなのかしらね(ーー
こじんまりとした室内は壁に天井に所狭しと貼られた今回販売のマステの数々。
これはなかなかテンションがあがりますが、それをゆっくり堪能する余裕もないほど人がぎちぎち。
この時点で既にレジが行列になっていました。
室内には今回限定のマスキングテープやマステ柄の箱、切り抜きシールなんかが売ってました。
どんどん長くなる行列。
補充すれどすれど減っていくマステ。
最初の方こそ1つ1つ吟味しながら選んでいたんですが、ただでさえ見たことのない柄が並んでいる訳で……
気がつけば結構自分の箱も山になってましたw
しかも、だんだん、どれが既に箱に入ってて、どれが入っていないのかも分からなくなっていく有り様。
というか、この時点で買いすぎです。自重しろ>俺
なんだかんだで30分程マステと格闘し、会計に向かう頃には、既に部屋の外までレジの行列が。
ひたすらレジ待ちすること30分。
行列が進んでいるのはレジの進みが良くなったからではなく、あまりに追いつかないので整理券方式に切り替えたからでした。
11時半ごろに私が受け取ったのは青い整理券の96番。
だいたい3時間後くらい、と言われてかるく会場を回ってからお昼に出ることにしました。
さて、今回のレジ方式ですが、先ほども書いたように今回限定品は個別包装されていません。
じゃあ、どうやってレジを通すかというと、レジ係りの人の手元に商品バーコードリストがあり、商品とそのリストの柄を見比べて1つ1つ商品を通していきます。
購入者は箱に山盛りに、外と中を行き来しながらどっさりテープを買っていらっしゃいます。
(もちろん数個厳選の方もいましたが)
つまり、箱の中身はぐちゃぐちゃ。
……こりゃあ、時間もかかるわ。
今回の会場の1階には部屋が2つ。
1つは限定マステ売り場で、もう1つがマステの量り売り。
量り売りのルールみたいなものはよく確認しなかったんですが、マステを切る機械の実演をしていたので、幅が自由に選べるのかなー。
……考えてみれば、長さが自由はないよなw
マステ売り場と量り売りコーナーの間の通路部分はがちゃがちゃが置いてあり、定番品のミニマステの他、ここであたりを引いた時だけ手に入るマステなんかもあるそうで。
売り場に貼って合ったマステで欲しい、と思いながらどこにもない柄があったんですが、多分あれはがちゃがちゃ当たりマステだったんだろうなー。
2階にあがると、1面紙風船の部屋と、カモ井の資料室。
もともとハエ取り紙を作っている会社さんだったようです。へー。
そこからガムテープやらマスキングテープなどの粘着紙製品が増え、今に至る、と。
紙風船の部屋はなかなか圧巻だったのですが、なにやら撮影中だったので写真は撮れず。
売り場以外は「マスキングテープで装飾しました」というイメージのデコレーションがされ、スイッチ部分はマステでデコレーション。
……展示としてはそのくらいかな?
マステ即売会場、くらいのイメージしか残らなかったのを少し残念に思いつつお昼ご飯へ。
外で出迎えてくれた、マステでデコレーションされた車たち。
*****
15時頃に戻ってくれば、相変わらず部屋の外までレジ……もとい整理券待ちの列、と思ったら、部屋の入り口で整理券配りしてました。
この時点ではもう今日中に商品は渡せず、後日引き取りか代引き発送になるとの事。
番号確認したらあと「1時間くらい……?」ということなので、外で待つことにしました。
が、1時間程外にいたらすっかり体が冷えてきて……16時だもんね……。
売り場に入ったら、だいぶ部屋の中の人は少なくなってました。
そして、床一面に並べられたレジ待ちの紙袋たち……(^^;
蹴飛ばさないように気をつけつつ、改めて壁のマステ達を堪能しました。
部屋一面マステ!マステ!マステ!!
暫くして97番を呼ぶ声がしたので、「あら?終わってる?」と思って聞いてみると、「終わってます」との事。
じゃ、清算しよう、と思ったらレシートがない、と言い出して再度レジを通そうとするんですが、袋から出てくるマステが明らかに少ない。
というか、絶対欲しい、と思ってる柄が入ってないからそれおかしい。
と思ったら隣で作業してました。
てか、レジ打ち直そうとする前に他のスタッフに確認せえよ……(苦笑)
で、ようやくレジが終わって……目玉が飛び出るような金額になってました。アハ。
レシートもらって「良く買ったなぁ……」と思いながら眺めてたら…
……
………
…………
アレ。
1つしか買った覚えの無いマステが2つ登録されてる。
その柄はカレンダー(小)。
これは結構記憶に残りやすい柄なので、いくらなんでも2つ買ったという事はない…はず。
うーん……?
ということでドトールに篭もって戦利品広げてレシートチェック。
……残念なことに5〜6個2重打ちされてました。まぁ、あの方法ではさもありなん。
………ついでに、買うのやめたと思っていた柄も残ったままでしたorzデカイヤツダカラチョットイタイ……
ということで、三度会場へ。
ちょうどオープニングパーティが始まる所でした。
スタッフさん捕まえて、マステ広げて(←大迷惑)事情を説明して、返金していただきました。
流石に小さいの1〜2個ならともかく総額2千円強はデカイからね。
*****
今までなんども各地で展示会をした総決算、ということでイベントの経験値は積んできたはずがこの大混乱、というのはやっぱりメーカーの思う以上にこちら側がヒートアップしてたんでしょうね。
みなさん誠意を持って対応してくれているのは伝わるのですが、レジの数も、スタッフも全然足りてない印象を受けました。
まぁ、でもあのレジ方式はちょっとないわ……(笑)
あれだけの種類テープ用意してその方法で成り立つと思ってしまったところは流石に失策な気がします。
マステって意外とかさばるので、レジスペースも足りてなかったしね……。
あと、1人1柄10個は流石に多すぎたではないかと。
個人向けだし限定なんだし、1桁でいいですよ。多くて5個くらい?
あとは、個人的にはもっとマステを使った作品みたいなものが展示されてるのを期待していたので、その辺が無かった(気づかなかっただけかもしれませんが)のも残念でした。
イベントにはちょっと不満が残ってしまってますが、手に入れたテープには満足してます。
え?使い道?
そんなもの聞くな(´ー`)
見てるだけで幸せだからいーんです。
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