ntさんとの思い出
日本橋髙島屋の名物販売員にして#インク沼の水先案内人、nt(@enu_tea)さん。
会社から歩いて行ける距離にあった(当時)ので、定時上がりした時とかにふらっと遊びに行ったりして、大変お世話になりました。
そのntさんが2021年8月31日をもって売り場を離れられる、ということで、ちょっとだけ思い出話を書こうかな、と。
…振り返ると両の手を超える数の万年筆をあそこで迎えてて自分で軽くひきました。
もちろん散財額は計算してはいけない(真顔)
◆出会い編
2014年の夏、この時仕事が忙しくて目の前ににんじんが欲しかった事もあってお邪魔したのが最初です。
元々万年筆よりインク沼の住人なので、ntさんの事はそちらから。
…そう、今思えばこの出会いがなければ万年筆本体にここまで散財することはなかったのでは…?
私、この頃はKakunoとかSafariとか鉄ペンで全然満足してたもん…
この時迎えたにんじん、もとい万年筆は「プロフェッショナルギア マットブラック 長刀」字幅はM。
そういえばこの時は、他のお客様ともお話しながら案内していただいて、だいぶ楽しいお買い物でした。
◆思い出の一本
ntさんとの接客で一番思い出深い1本となると「プロフィット 長刀」字幅はB。
2020年なので最近ですね。
この時は、クレ・アジュールを見に行ったらまだSkyも残ってて、雑談しながらその辺を試筆させてもらってました。
彼らの中には「これ!」って響く個体がなく、その時売り場にある在庫全部触らせてもらってたぶん1時間くらいは遊んでたと思います。
その試書がひと段落した所で「そういえば…」って出てきたのがこの子です。
ええはいすごく好きな感じでした。10分くらいで「この子にします」って言ったと思います。
えぇ…今までの時間は一体……?
あの展開がいかに酷かったか、というのは当時も今もntさんにちくちく言ってますw
#誤解のないように補足すると、最初の試書時間含め接客していただいた時間自体は大変楽しいものでした。
◆思い出の一本 番外編
あの売り場での忘れがたい思い出の品はもう1本あるんですけど、こちらはntさんゴロンじゃなくて自爆なんで番外編。
あれはエンジェルズデライトをお迎えした時なので2019年。
基本遊びに行くとあれこれ触らせてもらうのでこの時もお目当て以外含めてさんざん試書させてもらいました。
最終的にエンジェルズデライトをお迎えして、会計をお願いしている時に「あれ?」って気になる子がディスプレイに居たんです。
それが「プロフェッショナルギア ネイビー×ピンクゴールド」。字幅はM。
私、ピンクゴールド好きなんですよねぇ。
なので、会計終わって戻ってきたntさんに「これもちょっと書かせてもらっていいですか?」って出してもらったら、これがまぁ大変私好みの書き味で…。
見た目も書き味も好み、かつ定番じゃないなら迎えるしかないよね。ってことでもう1回会計売り場に走ってもらいました。
正直会計前に気づいてたらエンジェルズデライト諦めてこっちにしてたまである。
お迎え以降インクを切らしたことがない、間違いなく手持ちで使用頻度の高い1本です。
この万年筆専用のインクも決めてるし。セーラー製じゃないけど(オチ)
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