大腸内視鏡検査
健康診断で便潜血反応が出てしまったので大腸内視鏡検査を受けることになりました。
検査前の心配点
既に胃カメラは何回か飲んだことがあるので、検査自体にはあんまり心配はありませんでした。カメラの入り口が上じゃなくて下な分、むしろ呼吸阻害されなくて楽そう。
じゃあ何が心配だったかというと、検査前に飲むであろう薬関係。
苦手な味を飲み込まないといけないのは苦痛です。
胃カメラもカメラそのものより消泡剤とか液体麻酔飲むのが嫌で嫌で…。
大腸検査ってことは下剤を飲むことになるんでしょうけど、それって液体だよね…苦手な味だったらどうしよう…。
検査前検診
なんせ初めて受ける検査ですので、検査前に検診を受けてきました。
- 検査の概要と鎮静剤の使用について
- 小さなポリープなら、検査で切除可能という説明
- 前日の食事について
- 下剤について
- ポリープ切除時の、処置後の過ごし方について
鎮静剤の使用とポリープ切除については同意書を取られました。
下剤は前日夜に飲む錠剤と、当日飲む液体下剤の2つを出されました。
1時間かけて1リットル飲むんですって…うええ…
ちなみに液体下剤を家で飲んで腸をきれいにしてから医療機関に行くのと、朝から医療機関に行って液体下剤を飲むのを選べるということだったので、自宅で飲んでいくことにしました。家に一人なら家の方が気が楽だよね。
検査3日前~2日前
説明では、食事に気を付けるのは前日だけでいい、とのことだったんですが、下剤をまともに飲めるか心配だったので3日前から、前日同様の食事制限を掛けました。元々残りにくいもの食べておけば、多少予定通りに飲めなくても洗浄できるだろう、という魂胆。この辺食事の融通をきかせやすいのはテレワークならではかも。正直ありがたかった。
食べたのはおかゆwithささみとかうどんwith生卵&ささみとかそんな感じ。あと週末に作った高野豆腐が残ってたのでそれもおやつ替わりにもそもそ食べてました。
地味に気を付けたのが乳製品NGってところかな。
検査前日
食事については3日前~2日前と変わらず。むしろ前日の食事を3日前から取るようにしただけだしね。検査前日の注意点は夕飯は20時までに済ますことと、22時に錠剤の下剤(センノシド錠)を飲むことです。
あとは水分を意識して取るようにしてました。
検査当日~自宅編~
検査当日。
ついにきました。最大の試練。液体下剤です。
今回処方された液体下剤は「モビプレップ」。
これをまず250mlを15分かけて飲む×4セット、つまり1時間かけて1リットル飲みます。これ、15分おきに飲む、じゃなくて15分かけて飲む、がポイントらしいです。
そのあと、水もしくはお茶をこれまた250mlを15分かけて飲む×2セット。
とりあえず飲むのは1リットルなんですが、下剤自体は約2リットルの水で溶かします。まぁ、1リットルで足りなかったら追加ってことなんでしょうね。
で、味ですが。
甘みの強い梅キャンディー味?みたいな?
まぁ、絶対受け付けないタイプの味じゃなくて良かったです。
ただ、変なまろやかさ?というかぬるっとしてる?というか…があってやっぱり私の苦手なタイプ。胃の消泡剤もそうなんですけど。正直最初の1杯は何度か戻しそうになったし、15分で250ml飲み切るとか無理でした。
最初の1杯飲むのに25分くらいかかったんじゃない?
ただ、一応だんだん慣れてきたので最終的に1時間20分くらいで1リットル飲み切りました。
喉が渇いたら水とかお茶とか飲んでください(脱水防止)って言われてたけど、口の中リセットしたら飲めない気がしたので飲まないようにしました。まぁ、そもそも喉乾かなかったけど。
3日前から腸に残りにくい食事をしたのが効いたのか、割と早い段階で便カスは出なくなりましたね。
あと、おなかゴロゴロするかと思ったら全然そんなことなくて、ただ腸からのトイレが近いだけ。トイレ行くたびに一定量の水が尻から出てくのがちょっと面白かった。
医療機関に便の状態を伝えたら「何回くらい出ました?」って聞かれてフリーズ。回数聞かれる、なんて聞いてないから、いちいちカウントしてなかったよ!
まぁ、一応腸洗浄の方は大丈夫そうってことで検査機関へ移動することになりました。
検査当日~医療機関編~
医療機関ではまず血圧を測りました。
続いて便チェック。
水分取って便だして、本当に検査に進んでOKか看護師さんにチェックしてもらいます。
腸の洗浄状態がOKになったら、採血&検査時に鎮痛剤入れるための…あれ、なんていうの?ジョイント口(仮称)を肘裏につけて検査室へ。
「腕普通に動かしても平気ですよー」って言われたけど気になるし無理!
胃カメラを受けたところはカメラの映像見せてくれるんでいつも見てるんですけど、今回は眼鏡を取り上げられたので寝るしかない。いや、寝ないけど。
検査の時の体勢は、体を丸めて検査してる人に向けてお尻向ける。
検査用のパンツはひざ丈くらいの紙パンツで、お尻のところが糸で留められてるので、それを切れば簡単にお尻を開けられる仕組みになってるので、わざわざ脱がなくても良い。
で、この状態で鎮痛剤を入れてもらうんだけど、入れた瞬間意識ががくんって落ちるのがわかって薬スゲー、って思った。
眠くなるって言われてたけど、寝てはいなかったと思う。たぶん。
胃カメラ同様内臓ごりごりされてる感覚をずっと感じてはいたので、意識はあったと思う。ただ、ぼうっとはしてたのかな?検査30分くらいだったけど気づけば終わってた、って感じ。そういえば、周囲の音とか会話には意識が向かなかったな。3人くらいいたのでまったく無音無会話ってことはなかったと思うんだけど。
「終わりましたよ」の声かけには普通に反応したし、身体も違和感なく動いたんですが、立ち上がった時なんかちょっと頭がふらふらというかふわふわした感じがありました。ああ、まだ薬効いてるんだな、って感じ。
実際、検査後30分横になるように指示されました。特に眠い、という感じはなかったけどやることないし目つぶって横になってたら気づいたら寝てた。
検査後
今回、良性のポリープを1つ切除したので、今日から10日ほど、食事制限です。
つーても、特に気を付けないといけないのは今日と明日の4食で、それ以降は刺激物を避ければ普通のごはんでいいとのこと。
直近3食はこれ食べてくださいね、って渡されたのが「大腸検査食 エニマクリン」というglicoのお食事セット。
用途としては、検査前の食事として開発された商品みたいです。
これによると今日のご飯はコーンポタージュオンリー。せ、せつない。
ただ、おなかすいたら間食としてビスコとゼリーミールは食べていいらしい。
…固形物のビスコ食えるなら、検査前日同様腸にやさしいものなら食ってもいいのでは?と思ったので、検査終了記念でプリンを食いました。
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