「ファイル名を指定して実行」をコマンドランチャ的に使う方法
もう使い続けて何年になるか…出会ってから手放せないアプリがあります。
シーエル
私が使うPCには必ず入れるんですが、さすがに客先の貸与PCには突っ込めない訳で……
と嘆いてたら、こんな方法があるよ、と教えてもらいました。やったー
ランチャー好きに捧ぐプログラム起動のための環境設定
以下は個人的メモ(というか引用)
まず起動したいプログラムはショートカットを作成し、そのショートカットを一つのフォルダにまとめておきます。
PCユーザ共通で利用するようであれば「C:\Users\Public」に、ログオンユーザ個別(1ユーザ専用)で利用するようであれば「%USERPROFILE%(C:\Users\%ユーザ名%)」に、フォルダを作成します。
mkdir C:\Users\Public\Lunch
か
mkdir %USERPROFILE%\Lunch
で作成です。
この作成したLunchフォルダにショートカットをどしどし入れます。
例えばputtyjpのショートカット「putty.lnk」とかVLCプレイヤー「vlc.lnk」とかをいれるわけです。自分で作成したバッチファイルをショートカットにしてもいいです。たとえばPC1のWakeOnLANを実行するコマンドラインを記述したバッチファイルのショートカットである「WoL-PC1.lnk」という具合です。
フォルダ内がこのように格納されるのです。C:\Users\Public\Lunch
├─putty.lnk
├─vlc.lnk
└─WoL-PC1.lnkこのままショートカットをコマンドプロンプトのようなCUI環境から実行させるためには、フルパスで拡張子.lnk付のフルネームを実行対象としてしていしなければプログラムは実行されません。(例:コマンドライン「C:\Users\Public\Lunch\putty.lnk」と入力してEnterで実行される。)
これだけではランチャーとしてはそれほど利便性を感じない状態です。
便利にするために設定を入力します。
コマンド「sysdm.cpl」を実行します。(もしくはコントロールパネルから「システム」を選択⇒「システムの詳細設定」と選択します。)
これでシステムのプロパティ画面を開き「詳細設定」タブを選択します。
画面下部環境変数ボタンをクリックします。
環境変数ウィンドウで条件に合わせて以下の操作をします。PCユーザ共通で利用する「C:\Users\Public」の場合には、システム環境変数(画面下部)を利用します。変数の中から「Path」の記載を探し「編集ボタンをクリックします。
変数値欄に「C:\Users\Public\Lunch」を追記するのですが、前のエントリとの区切り文字”;”を必ず入力してからパスを入力してください。つまり…
「C:\ProgramData\Oracle\Java\javapath;%SystemRoot%\system32」となっていたら、追記後は「C:\ProgramData\Oracle\Java\javapath;%SystemRoot%\system32;C:\Users\Public\Lunch」と、こうなります。ログオンユーザ個別(1ユーザ専用)で利用する「%USERPROFILE%(C:\Users\%ユーザ名%)」の場合には、ユーザ環境変数(画面上部)を利用します。
「新規」ボタンをクリックし、変数名欄に「Path」と入力します。
変数値の欄に「C:\Users\%ユーザ名%\Lunch」と入力してOKボタンをクリックして反映させます。もし既存のパスがあるようであれば、上記の解説同様に「C:\Program Files\Intel\WiFi\bin\;C:\Users\user1\Lunch」という具合に既存のエントリに”;”を区切り文字として入力し、続けてパス文字列を入力します。環境変数Pathの設定が完了したところで、PCを再起動します。
(※システム環境変数の場合PCの再起動が必要ですが、ユーザ環境変数はログアウトしてから再ログオン実行するだけで反映される、ということになっています。でも念のため再起動しておきましょう。)PC再起動後、Lunchフォルダに格納したファイルはどこからでも参照可能な状態になっています。(これをパスを切るといいます。)
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