アーカイブ ‘ Amakawa ’
長鳴鶏の宿にて(1)
「いやぁ、2Fに行ったら景気よく死んだねぇ」
「うち1回はきちんとマップでF.O.Eの位置を確認しなかった君のせいだろう」
「…………まぁ、それはさておき」
「おくなよ。」
「(無視して)早くも死亡未経験は私とクリスだけか。2階もだいたい踏破したし3階への階段も見つけたけど降りるかどうか悩ましいとこだね」
「1階から2階に降りた時は階降りると敵の強さも格段に上がったからね。まぁ、2階で怖いのはフィンドホーンくらいかな、と思うけど。もちろんF.O.E.は除いてね」
「あとは毒?セシリアが解毒できるようになるのはいつなのやら。全体回復も早く覚えて欲しいところだけど。」
「毒はダメージ受ける前に相手を倒してしまえばノーダメージだからね。戦闘が終われば消えるし全体回復を優先的に覚えてもらえば?」
「でも混乱は回復できるようにしてもらいたい気も…あと、問題はエリアキュアの習得条件が分からないことかな」
「そんなの情報収集すればすぐわかるだろ……」
「いや、そうなんだけどなんとなくこの手探り感も楽しみながらいきたいな、って気持ちもあって。引退や休養でスキルポイントの振り直しは出来るようになるから効率的なポイントの振り方とかを考えるのはその時でもいいかなぁ、ってね」
「なるほど。ただのものぐさじゃなかったんだ」
「うるさいな」
「まぁ、話戻すけど糸があるんだし思いきって降りるのは手だと思うよ。僕とクリスが一撃で落ちなければやっていけるんじゃないかな」
「机上で敵の強さを論じても仕方ないか。そーねー。いっちょ当たって砕けてみるか」
世界樹の迷宮
「本気であの迷宮を探索したいなら、自分でギルドを立ち上げるんだな」
「うわ、めんどくさそう…まぁ、仕方ないか」
「やる気ならそこの台帳にギルド名を書いてくれ……名前の変更は受け付けてないからよく考えろよ。あと6文字以内な」
「短かっ!?」
「長いと呼びにくいだろ?この街のみんながこれからお前たちをこのギルド名で呼ぶんだからな」
「……じゃあ、ちょうど6文字だから『ユグドラシル』で」
「安直だな」
「ほっといてっ」
本を踏むと足が曲がる
昨日、仕事の後に誘われて社食の飲み会に顔を出してきました。
その時の会話に出てきたフレーズが本日のタイトル。
ちなみに5人居て発言者以外誰もこの言葉を聞いた事が有りませんでした。
本は大切にしなければいけない、というような意らしいのですが。
早速中学時代に買わされた「故事ことわざ15000辞典」(山田光二編・むさし書房)を引っ張り出して見たんですが、該当する故事ことわざは見あたらず。
似たようなものは「本の中には天下様が有る」(本は知識の宝庫である、大切にせねばならぬ。)というのがあったんですけどね。
ちなみにgoogle様にお伺いを立てたところ、1件ヒットしたので発言者の聞き間違い見間違い等ではないようです(笑)
誰か知ってる人、詳しく教えて下さい。